株式会社 SIIIS

ファウンダー メッセージ

関心空間 ファウンダー
前田邦宏

ひととひとの関心のつながりを社会化するソリューション提供へ

関心空間(Interest Community)という言葉は、もともと1960年代に都市計画学者が人々の関心の近さを元に形成される「Non-place Urban Community(実空間に依存しないコミュニティ性)」を可視化し、都市計画に反映しようとした試みに由来します。もともと都市性(Urbanism)や地域性、およびコミュニティの本質は、トピックの集合とそれに関心を持つ人々の集合の間にある種の関係を生成するシステムであり、インターネットもまたそのような関係生成システムの一つです。かつて都市計画学者が着目した人々の関心を結びつけるトポロジカルな構造は、コンピュータとネットワークの急激な進化によって、今ようやくリアルタイムに可視化され、分析可能となり、それらのデータは実世界に影響を与え始めています。今後、ひとびとは自分自身の関心を明示し、共有することで、他者や企業、社会との関係性を最適化する技術を得て、人類は新たな世界再構築手段を手に入れたのだと考えます。関心空間は、1990年代から人と人の関係性や知識体験の意外な関係性に着目し、さまざまなテーマや目的において、豊かなつながりを育むことに貢献してきました。今後は、より良い社会を実現するために、生活者間の共感や関心の関係性(関心グラフ)を実生活や実空間に反映する社会的ソリューションの提供に努めたいと考えています。

略歴

  • 1967年兵庫県宝塚生まれ。1990年頃より公共機関や企業向けデジタルコンテンツの企画制作ディレクションに従事。1994年頃よりウェブサイトの企画制作に携わる傍ら、クリエイター向けソーシャルネットワーキングサービス「Human Web」や視覚化ツール「Small World Connection」を企画プロデュース。手話によるCG映像作品「視えるラブソング」の企画制作など“見えないつながりの可視化”を一貫したテーマに活動する。1998年ユニークアイディ設立(2005年社名変更し、株式会社関心空間)。2002年10月「関心空間」にてグッドデザイン賞新領域デザイン部門入賞。2005年9月日本広告主協会Web クリエーションアウォードWeb人賞受賞。横浜美術短期大学非常勤講師、法政大学工学部システムデザイン学科、東京大学大学院情報学環情報学際学府教育部非常勤講師を経て、現在玉川大学経営学部国際経営学科非常勤講師。東京大学大学院情報学環客員研究員。NPOオーバルリンク共同代表理事。eマーケティング協会理事。